2022年5月13・14日とお休みを頂いて、
大阪で中薬学の勉強会に行ってまいりました。
鍼灸なのに生薬や漢方の勉強なの?
なんて思う方も多いかもしれませんが、
東洋医学の根本としては、見ている部分は同じです。
治療の方法が違うだけで、人の身体の状態把握やアプローチの仕方に違いはあるものの、
どちらも大事なものですね。
生薬の中には日常で意外と目にするものからこんなものまで薬に使うのか!?と思うものまで沢山あります。
それぞれの特性や効き方使い方などとても面白く感じました。
皆さんが日本でよく見る漢方のお薬も、
「あーこれとこれとこれが入っているからこういう時に使うのね。こういう状態の時にばっちりなのね!」
なんてものが見えてくるのが面白かったです。
その人の身体の状態がどうなっているのか、
薬で治療したほうがいいのか、
鍼で治療したほうがいいのか、
両方とも併用したほうがいいのか、
どちらのほうが早く効くのか、良くなるのか。
また
薬での得意な分野、
鍼での得意な分野、
の見極めも大事だなと思います。
最近ではやはり慢性的な疾患であっても、
薬を飲めば症状は治まるものの、飲まないとすぐに戻ってしまう。
なんてものは多いのではないでしょうか。
良くなるのに時間がかかるもの、すぐに良くなるものによっても治療のアプローチや使うお薬も変わりますし、
普段での食事や運動、休養がそもそも足りていない人のほうが多いような気もします。
それぞれの質の問題も大きいのではないかなと思ったりもします。
何に効いているのか、何が効いているのか、何に効かせているのかというのも似たようで大事なことなんだなと率直に思いました。
まだまだ勉強しなくてはならないものが沢山あって有難いことだなと感じます。
これからも皆さんに少しづつでも還元していければと思います。
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