デスクワークを長時間していると、どうしても肩がこりますよね。 そんな肩がガチガチになってしまった時、皆さんはどのようにして解消していますか?
「とりあえずマッサージに行ってほぐしてもらう」という方が多いと思いますが、実はそれだけでは、またすぐに辛い肩こりを繰り返してしまいます。
【この記事のまとめ】
- 悩み:デスクワークで肩がガチガチになり、マッサージに行ってもすぐ元に戻る。
- 仕組み:肩こりの根本原因は、PC作業時の「キーボードの位置(遠すぎる・肘が開いている)」による腕と肩甲骨の過緊張です。
- 解決策:今日から「キーボードを手前に置く」「背もたれを使う」だけで劇的に楽になります。
- 重症化したら:セルフケアで追いつかない慢性的な肩こりには、当院の手や腕などのツボを使った「患部に刺さない鍼」が有効です。
風邪も肩こりも、「なぜなったのか?」を考えないと繰り返す
体に問題が起きた時、まずはそれを解消する方法を探すのは当然のことです。 例えば、風邪を引いて熱や咳が出たら、まず薬を飲んだり病院に行ったりしますよね。
しかし、そもそも「なぜ風邪を引いてしまったのか?(薄着だった、疲れが溜まっていた等)」に気づかなければ、何度もまた風邪を繰り返してしまいます。長引かせる人ほど、根本的な原因を見直さず、ちゃんと治るまで休まない傾向にあります。
これは、肩こりも全く同じなのです。
「肩がこったから揉む」という対処療法だけではなく、「なぜ肩こりになったのか?」という根本原因を解決しない限り、延々と負のループを繰り返すことになります。
デスクワーク肩こりの最大の原因は「キーボードの位置」
では、なぜデスクワークで肩こりになるのでしょうか? 同じ職場で同じようにデスクワークをしている同僚でも、肩こりにならない人もいますよね。その違いは何なのでしょうか?
実際に当院へいらっしゃるデスクワークの方のお話を聞き、体の構造を診ていく中で、私が最も多くアドバイスしている「ある共通点」があります。それは……
「キーボードを手前に置いてください。」
ということです。 あなたは今、キーボードをデスクの奥(遠いところ)に置いたままタイピングしていませんか? あるいは、肘を外側に大きく開いて打っていませんか? 肩こりでお悩みの方のほとんどが、これに当てはまります。

キーボードが遠いと、腕から肩甲骨が引っ張られる
腕を前に伸ばして遠くのキーボードを打とうとすると、肩甲骨が外側に引っ張られ、背中が丸まってしまいます(猫背)。その重たい腕を空中で支え続けるために、首や肩の筋肉は常に「綱引き」をしているような過緊張状態になります。
だからこそ、対策はとてもシンプルです。
「キーボードを手前に置く。」
はい、大事なことなので2回言いました(笑)。
脇を締め、肘を体の近くに寄せて、キーボードをなるべく手前に持ってくる。そして、しっかりイスの背もたれを使って、体を預ける(※背もたれを使わずに前のめりになっている方が非常に多いです!)。
これだけで、腕の重みが分散され、首や肩への負担が劇的に減ります。嘘だと思って、ぜひ今日の仕事から試してみてください。
【根本改善】こじらせた肩こりには「全身の繋がり」を活かした鍼治療を
とはいえ、すでに何年も肩こりをこじらせている重症な方の場合は、姿勢を正しただけでは長年の筋肉の強張りが抜けきらないこともあります。
そんな時は、ぜひ当院の治療を頼ってください。
当院では、痛い肩を無理に強く揉んだり、直接鍼を刺したりすることはありません。
「肩が痛いのに、肩に刺さないの?」と驚かれるかもしれませんが、ここには明確な理由があります。
東洋医学の観点では、人間の体は「経絡(けいらく)」という目に見えないネットワークで全身が繋がっています。
当院で行っている「董氏楊氏奇穴(とうしようしきけつ)」という鍼治療は、このネットワークを最大限に活かします。
例えば、首や肩と深く繋がっている「手や腕のツボ」を使うこともあれば、手だけでは足りずに「足のツボ」を足すこともよくあります。
なぜなら、肩こりの原因や状態(急性の痛みなのか、慢性のコリなのか、どの経絡に問題が起きているのか)は、患者さん一人ひとり全く違うからです。
痛い場所(肩)だけを局所的に見るのではなく、体全体の繋がりを診て、遠隔のツボから最適なアプローチをする。これにより、全身の血流と自律神経が整い、結果として首や肩の緊張がフワッと解きほぐされていきます。これが当院の「患部に刺さない鍼」の真髄です。

【よくある質問】肩こりの鍼治療に関するQ&A
Q. 肩に直接鍼を刺さないのに、なぜ肩こりが楽になるのですか?
A. 人間の体は全身が「経絡」というネットワークで繋がっています。離れた場所にある手や足のツボを刺激することで、全身の血流や神経のバランスが整い、結果として肩の緊張がフワッと和らいでいきます。
Q. 遠隔の鍼治療は痛いですか?
A. 痛みのあるデリケートな患部(肩)には刺さないため、患部を直接刺激されるような痛みはありません。手や足のツボに鍼をした際に、ズーンと重く響くような独特の感覚(「響き」といいます)が出ることが特徴です。
Q. どのくらいの頻度で通えばいいですか?
A. 期間をあける必要はありません。来院できるのであれば、最初の状態が安定するまでは「1週間以内」に集中的に施術した方が良いです。長年の不調を改善するには、とにかく最初は回復のベクトルを「上向き」にすることが何より大切だからです。
おわりに:毎日の「ちょっとした姿勢」が未来の体を作る
デスクワーク中の正しい姿勢なんて、学校でも会社でも誰も教えてくれませんよね。
でも、「キーボードを手前に持ってくる」というたったこれだけの工夫で、肩こりは驚くほど予防できます。
セルフケアではどうにもならないほど肩がガチガチになってしまった時は、決して強く揉んでごまかさず、札幌クラーク治療院にご相談ください。あなたの「繰り返す痛みの原因」を一緒に見つけ出し、解消するお手伝いをさせていただきます!
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