こんにちは、札幌駅前の札幌クラーク治療院です。
先日のお休みに、患者さんから「とても気持ちが良い場所ですよ！」とおすすめしていただいた、
恵庭市にある「えこりん村」へ足を運んできました。
普段、患者さんから治療以外のお話を聞かせていただくのも、私にとって非常に楽しく、大切な時間です。そして、おすすめしていただいた場所には、なるべく自分でも足を運んでみるようにしています。
今回は、特に当院の待合室で育てているミニトマトの話で盛り上がった際に、えこりん村にある「とまとの森」を教えていただき、これは行かねば！と、早速訪れてみました。
とまとの森と、当院のミニトマト
当院の待合室では、ささやかながらLEDライトを使ってミニトマトを栽培しており、ご来院の皆様にもその成長を見守っていただいています。
えこりん村には、その名も「とまとの森」という見事な施設がありました。ひとつの種から、数千、数万という数のトマトが実る姿は、まさに圧巻の一言。生命力の力強さと、それを支える環境づくりの大切さを肌で感じることができました。当院のミニトマトも、もっと愛情をかけて育てていこうと、気持ちを新たにしました。
新しい視点と、人の意見を聞くことの価値
今回、この素晴らしい体験ができたのは、言うまでもなく、患者さんが「先生、あそこはいいですよ」と、その価値を教えてくださったおかげです。
もし、この一言がなければ、私はえこりん村の存在を知らないままだったかもしれません。普段、自分の興味の範囲だけで物事を判断しがちですが、人の意見に素直に耳を傾け、行動してみることで、こんなにも新しい発見や感動があるのだと、改めて勉強になりました。
これは、皆様のお体の声に耳を傾ける、私たちの仕事にも通じるものがあります。
植物も人も、環境とメンテナンスが成長の鍵
えこりん村を散策していると、様々な植物が、それぞれの環境で懸命に育っている姿が目に入ります。日当たりが良い場所で青々と茂る葉もあれば、少し日陰で静かに花を咲かせるものもある。育ち方や成長の速度は、その植物が置かれた環境によって、本当に様々です。
これは、私たち人間の心と体にも、全く同じことが言えると感じます。
ストレスの多い環境にいれば心身はこわばり、不調が出やすくなる。一方で、心穏やかに過ごせる環境にあれば、体も自然とリラックスし、健康な状態を保ちやすくなります。
日々のメンテナンスという共通点
そして、もう一つ感じた共通点は、「日々のメンテナンス」の重要性です。
どんなに素晴らしい土壌や環境があっても、水やりや雑草取りといった日々の手入れを怠れば、植物は元気に育ちません。私たち人間も同じで、生まれ持った体の丈夫さに関わらず、日々の食事、運動、休養といったメンテナンスを丁寧に行うことで、健やかな状態を維持できます。
しかし、自分一人では気づけない不調や、セルフケアだけでは追いつかない体の不調はどうしても出てきてしまうものです。
植物にとっての栄養や水やりが、私たちにとっての食事や睡眠であるなら、鍼灸治療は、いわば「体を最適な状態に整える、プロによる特別なメンテナンス」と言えるかもしれません。
定期的にご自身の体と向き合い、メンテナンスをすることで、日々の生活の質は大きく向上します。肩こりや腰痛、頭痛といった不調に悩まされることなく、毎日を楽しく、元気に過ごしていただきたい。えこりん村の植物たちの姿を見ながら、そんな思いを一層強くしました。
素敵な気づきを与えてくれた、えこりん村と、そしてきっかけをくださった患者様に、心から感謝いたします。
私も、皆様が健やかな毎日を送るための、最高のメンテナンスをご提供できるよう、日々精進してまいります。 お体のことで何か気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
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