今回は冷え性について、書いてほしいというリクエストがあったので、
簡単にかなりざっくりと冷え性について書いていこうかなと思います。
そもそもどこが冷え性なの?
- 手だけがすごく冷えるんです。
という方もいれば、
- 足だけがすごく冷える。
- 手足末端が両方が冷える。
と、実際にいらっしゃる人のお話を聞いていると様々なわけですが、
ざっくりと結果から言ってしまうと、血流が悪いというのがほとんどです。
では、血流が悪いとどういうことが起きるのか?
局所的に血流が悪い場所には冷えや痛みやコリ、動かしづらいなどの症状が出やすいわけです。
なので、冷え性の人に共通している部分は臨床上見ていると、
身体を動かしていない方が多いようです。
なので・・・
- 座っている時間が長い。
- 立ち続けていることが多い。
どちらかというと長時間座っていることが多い人のほうが冷え性を感じている方は多い傾向があります。
男女差に関しても言えることで、
女性のほうが冷え性を自覚している方が多いように感じます。
男女だと筋量の差もあります。
では、どうしたら冷え性が改善出来るんでしょうか?
血流を良くすると言われて、一番に思いつくのは、
- 運動する、身体を動かす。
- お風呂や温泉に入って、直接身体を温める。
なんてのがすぐに思いつく方法だと思いますが、
程度の軽い、もしくはそこまで長い期間冷え性ではないという方であれば、
単純に温めるだけで良くなる人が多いのですが、
冷え性について真面目に悩んでいる人の場合は、その程度では良くならないから困っているんです!
という声が聞こえてきそうです。笑
やはり長期間冷え性に悩まれている方の場合は、
そこの手足の局所だけの問題ではない場合が多いです。
血流だけではなく、そもそも体温も低い(個人差がありますが)、
普通の人であれば、汗をかくのに、自分はすぐに汗をかかない、かけない。
などという方であれば、
鍼灸など治療をしていくというのは個人的にはおすすめではありますが、
そもそもその人の生活習慣にも多くの問題が絡んでいる場合が、
実際はお話を聞いていると多いです。
内臓の状態に問題があったりする場合がかなり多いように感じます。
長年冷え性に悩んでいる方であれば、今の生活環境を続けていて、
勝手に冷え性が良くなるとはとうてい思えません。
かといって、簡単に生活習慣を変えるというのは簡単なことではないのは、
私自身も昔男性なのに冷え性は感じていたので、よく思います。
ただ、本気で身体を変えたいと思っている人であれば、奮起して挑戦することは必要ですし、
それを一人で頑張ってみるというのは、ダイエットと同じで、なかなか難しいのではないかなと思います。
もしすでにストイックに自分で環境を変えることが出来ている人であれば、
既に冷え性から解放されているでしょう。
もし、鍼灸や冷え性の治療を受けるのではなく、
どうしても自分で頑張ってみたいという方に取り組んでみてもらいたい項目としては、
- 運動を本当に軽くでいいから始めてみる。(最初は5分程度でok)
- 寝る2時間前までにお風呂(湯舟)に10分以上はちゃんと入ってみる。
- 寝る時間の長さと寝る時間を一定に保つ。
- 食事で無理に炭水化物だけを制限しない。バランスよく食事を摂る。
- ちゃんとリラックスする自分の自由時間を設ける。
このどれか一つでもいいので取り組んでみてはいかがでしょうか?
それだけでも続ければ変化は実感できるはずです。
もし鍼(はり)の治療を受ける機会がある方、もしくは受けてみたいという方でしたら、
鍼灸師は冷え性についてのお悩みにたいしての治療はもちろんのこと、
その他アドバイスを一人一人違うあなたの身体に合わせた提案をしてくれるはずです。
はり治療自体は基本人によってオーダーメイドなわけですし、
その日の体調やその時の条件によって、鍼をする場所も変わってくるのが普通だと思います。
鍼の効果のひとつは血流を回復させることです。
それは冷え性を良くすることに当然つながってくるわけで、
冷え性を感じている、もしくは症状がある人であれば、
他に身体の痛いところや、つらいところが既にあらわれている人がほとんどではないでしょうか?
それらが良くなっていくことによって、自然と冷え性も良くなるのが見ていてとても多いです。
人間の身体は血流を良くすることによって色々ないいことが沢山あると、
日々治療を通して見ていて思います!
あとがき
普段患者さんに説明することをそのまま書きだしただけなので、
上手くまとまってないかもしれませんが、
N.K.さんの期待に応えられた記事になったでしょうか?笑
またもしよりここが!というものがあれば連絡してください。
さぁ受験生は年末まで残り僅か、体調を崩さず、受験頑張ってね!
Poor circulation!(血行不良)恐るべし!
【 札幌で鍼(はり)なら 】
札幌クラーク治療院
ご予約はこちらから
011-788-5880
12:00~20:00
(最終受付19:00)
定休日:水曜日
※なるべくお待たせしないため、予約優先制とさせて頂いております。