緊張型頭痛(Tension Headache)の原因と予防策について書いていこうと思います。
こちらでは頭痛自体の4つの分類についてお話ししましたが、
その中でも一生涯のうちなんと!約30~70%の方が経験するという頭痛が緊張型頭痛と呼ばれるものです。
では出来るだけ簡単に緊張型頭痛の特徴・原因・予防策を書いていこうと思います。
緊張型頭痛(Tension Headache)の特徴
- ほぼ毎日頭痛がある。
- 右だけ左だけではなく頭全体もしくは後ろ側が痛くなる。
- 痛みの種類は鈍痛(ジワー、ズーン)とした痛みである。
- 痛みを繰り返すことが多い(不定期である)。
- 痛みの度合い自体はそこまで大きく変化しない、 もしくはしても急激にはならない。
- 夜に痛みで起きるほどのものではない。
- 痛みはあっても仕事自体は何とかこなせる。
- 首を回すとめまいがする時がある。
上記のような症状が緊張型頭痛の特徴であり、 数多くあてはまる方は緊張型頭痛の可能性が高いです。
緊張型頭痛の原因は?
緊張型頭痛は別名ストレス頭痛と呼ばれることもあり、
精神的なものだけでなく、
身体的なストレスが原因になる場合があります。
主な精神的ストレス
・過度の緊張状態(ストレス) ・不安・うつ
主な身体的ストレス
・運動不足 ・うつむいている姿勢(スマートフォン・PC操作) などが代表例です。
最初のうちは日常生活にさほど影響が低いですが、これが慢性化した場合は非常に治るまでに時間がかかり、
日常生活に支障が出始める方も近年は非常に多いです。
緊張型頭痛の対策と予防策!
一番皆さんの中で一般的なのは頭痛薬、
お薬を飲むという方がほとんどかと思います。
頭痛薬を飲めば確かにその時の症状からは逃れられるかもしれませんが、
常用していたり飲み続けていると
逆に飲みすぎによって頭痛を悪化させる場合があるということが、
今はだんだんと示唆されています。
飲まなくても良いのであればそれに越したことはないのですが、
お薬はあくまで症状を抑えるものであり、根本的に改善をするものではないため、
あくまで補助的に使うのが正しい使い方です。
まずは原因の一つである精神的な問題ですが、
もちろんリラックスする時間を作ったり、
ストレスフリーな環境を作ることがひとつとても大事です。
頭痛持ちの方に多いのですが、
いつも頭痛薬は持ち歩いていないと不安でしょうがない!
ただ考えてみてほしいのですが、
ストレスを感じて頭痛が起きている状態の方というのは
基本的にうつむき状態になっています。
人間はつらくなったり元気でなくなったときはうつむきになってしまいます。
そしてそれは見事に身体的な原因に当てはまります!
逆にいつもうつむいている姿勢が多い方は精神的負担をご自身で作ってしまっているかもしれません。
人間の脳はよくできています。
いつもうつむいた姿勢でいると体の調子は悪くなりますし、
逆にいつも笑顔でいると気持ちが晴れやかになるというのは脳科学的にも証明されてきています。
(もちろん笑顔の限界はありますが・・・笑)
それに加え、昨今どの職業の方でもPCを使うことが増えています。
スマートフォンの普及率もみるみる上がり、電車の待ち時間であったり、
休憩時間でもスマートフォンが手放せない方は多いのではないでしょうか?
現に私もスマートフォンは手放せない存在になっていますが、使い方にはかなり気を付けています。
横から姿勢を見ていると頭だけが極端にうつむいた状態で
スマートフォンを操作している方をたくさん見かけます。
ということは、もう何度も出てきていますが、
うつむいた姿勢でい続けることは非常に緊張型頭痛にとって良くない状態です。
そこで当院では頭痛が出づらくなる体作り、
本来の正しい姿勢を一緒に作っていくことが非常に大事であり、
根本的な対策になると考えています!
ご自身でいつも姿勢が悪くなっているなと感じる方は一度、
札幌クラーク治療院に相談しにいらっしゃってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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